神宿 一ノ瀬みか

原宿発!の5人組アイドルユニット『神宿』。11月にアルバムを2枚同時にリリースし、さらに全国各地を回る神宿史上最大規模の全国ツアーを開催中。メンバーの一ノ瀬みかに、神宿に入ったときのこと、そしてパフォーマンスや目標について聞いた。


神宿
原宿発!の五人組アイドルユニット。メンバーは一ノ瀬みか(赤)、羽島めい(青)、羽島みき(黄)、関口なほ(緑)、小山ひな(桃)。グループ名の『神宿』は“神宮前”と“原宿”を合わせたもの。神宿(KMYD)の頭文字、K=KAWAII (可愛い!)、M=MAX (全力!)、Y=YELL (応援!)、D=DREAM (夢!)を届けるため、原宿を拠点に活動している。


[神宿メンバー全員のインタビューは『VDC Magazine 007』に掲載] 普段の練習やライブのこと、11月に2枚同時リリースしたアルバムの聴きどころ、そして神宿史上最大規模の全国ツアーの意気込みを聞いた神宿メンバー全員のインタビューは、フリーマガジン『VDC Magazine 007』に掲載。[詳細はこちら]


――神宿に入ったときのことを教えてください。

一ノ瀬 スカウトってアイドルで釣らないんですよね(笑)。スカウトの方に、「うちは、女優さんやモデルさんもできるよ」って言われて、ちょっと女優さんに興味があったので、話を聞いてみようって。でも「アイドルからだったら何でもいけるよ」って言われて、「あ、そうなんだ」と思って(笑)。

――女優さんやモデルさんの入り口としては、アイドルからでも割とあるよってことですね。

一ノ瀬 なので、アイドルもいいかなと思って。

――それで他のメンバー4人と初めて待ち合わせしたときは、全員がハチ公の前に集まったんですか?

一ノ瀬 そうですね

――集まった他のメンバーを見た時の印象を教えてください。

一ノ瀬 最初は、この子かな、この子かな、かわいい子が多いなと思っていて(笑)。当時、私はまだ中学生で、あんまり都会に出なくて、1人で電車も乗らないような感じだったので。

――そのときは、1人で集合場所に行ったんですか?

一ノ瀬 お母さんと一緒に行きました。渋谷っていう場所自体もすごく新鮮だったし、でも、プロデューサーさんに、おいでおいでされて集まった子たちを見て、やっぱりこの子がメンバーだったんだって思ったりしましたね。

――みなさん、一ノ瀬さんより年上ですもんね。

一ノ瀬 そうですね。

――集まった時に、他のメンバーは年上だし、一緒にやっていくことに大丈夫そうだなって安心したのか、それともちょっと不安だなって思ったのか、どうでしたか?

一ノ瀬 不安しかなかったです。当時、私は不登校で、人間関係をつくるのが本当に苦手だったんですね。なので、いじめてるタイプのめいちゃんに、私は絶対この人にいじめられるんだろうなって思ってて(笑)。そんな中でも、とりあえずは頑張ってみるか、と。心機一転、明るく頑張ってたんですけど、案の定ケンカはいっぱいしましたね。

――でも、それはケンカもできるようになってきたっていうことなんでしょうか?

一ノ瀬 そうですね。やっぱりデビューしてから、「このままじゃいけないよ」ってプロデューサーさんに言われて。メンバー同士で、意見を言いあったり、相談しあいなさいって。やっぱりそうなると、ケンカから始まるんですよね。お互いの思ってることを言いあって、ぶつけて。でも、そこからだったと思います、今思えば。

――ようやく、いろんなことを話せるようになれたっていうことなんでしょうか?

一ノ瀬 そうですね。最初の頃は、振付が間違っていても相談もできないし、指摘もできないじゃないですか。でもやっぱり、そのままだと駄目だよっていうことで。私とめいがけんかしたことで、初めていろんなメンバーとも相談し合えるようになりましたね。

――最初のステージに向けて、3曲覚えて、チラシ配りをしてお客さんを集めたりされて。ステージに出る前は、どんな気持ちでしたか?

一ノ瀬 出る前は、なほが泣いちゃってるし、どうしようみたいな。あと、私なんかがステージに出ていいのかなって思って。とりあえず、やるしかないし、歌うしかないし、いっぱい人の声も聞こえるし、かわいい衣装も着てるし、もうやるしかないと思って。

――緊張されましたか?

一ノ瀬 そうですね。歌詞やダンスのことが頭の中をめぐっていて、緊張していたと思います。

――ステージ出たら、もう赤いペンライトを振ってるお客さんもいましたよね。

一ノ瀬 はい、そうですね。

――お客さんのことは覚えてますか?

一ノ瀬 私はもう人に目も向けられないような、光も見れないような人生をたどるんだなって思っていたんです。14歳までは。だけどアイドルを始めて、初めてステージに立った時、こんなに私のこと見てくれる人がいるんだって思って。やっぱり、すごく見られるんです。お客さん全員が私たちのことを観たいがために、ライブに来てくださってる。本当にそういうことが信じられなかったんですけど、私は今こういう現実に置かれているんだって、ステージに立った瞬間に自覚したというか。これからまた新しい私の人生が始まるんだなと思いましたし、緊張やいろんな感情がありましたけど、とにかく間違えないようにっていうのが一番でしたね。

――じゃあ、初めてライブされてこれは楽しいぞって、やりがいがありそうだなって実感がありましたか?

一ノ瀬 はい。私はダンスもうまくできないし、歌もすごくうまいってわけじゃないんですけど、やっぱりファンの人が私を見て、私のことを応援してくれたことがやっぱりすごくうれしかったので。何より仲間ができたこともうれしかったですし。私の居場所ができたなと思いました。

神宿 一ノ瀬みか

――メンバーと打ち解けて、チームになったなって思ったのは、神宿が活動開始してどのくらいたってからだと思いますか?

一ノ瀬 割と最近だと思いますよ。

――最近?

一ノ瀬 常に更新されています。大きいライブに向けてのリハーサルだったりとか、そういうときに限って、誰か1人は大きい壁にぶち当たっていたり。例えば、学校に進学だったり、試験があったりとかもあって、それぞれのメンバーが大変な思いをしてる中ですけど、神宿は仕事でもあるし、私たちの人生でもあるから、一生懸命やらなきゃ駄目じゃんってお互いをたたき直すというか、さとすというか。そういうことを積み重ねていって、今はまだ現在進行中な感じですかね。

――進行中だけど、つらいことや、ケンカもしたりして乗り越えてきてる分、以前よりもずいぶん絆が深くなったたのかなと思っているんですが。

一ノ瀬 そうですね。振付も言い合わないと始まらないから、「ここちょっと違くない?」って言ったら、「分かった、次ちゃんとやり直すから」って。いっぱいケンカもしましたし、いっぱいいろんなことも言い合いましたけど、ちゃんと仲直りできるなって思うからこそ、ケンカするわけだし。そうした中で、相手のことを信頼し始めるっていう。私もそうなんですけど、信頼したり、私のことを好きでいてくれているからこそ、もっとよくしたいから言ってくれてるんだなと思って、ちゃんと聞けます。

――結成して1年目ぐらいの頃と現在を比べて、ステージに上がるときの心構えや成長したところなど、大きく変わったことはありますか?

一ノ瀬 最初の頃は、私は自分の顔と同じぐらいの大きさのリボンを着けてたんですね。本当に今思うと恥ずかしいな、もう何やってるんだろうって思うんですけど(笑)。多くの人の目に触れるように、とにかく目立たなきゃって思ってたんですよ。笑顔もいっぱい、私たちを見たくてお客さんが来てるんだから、私がお客さんのことを見なきゃ誰が見るのって思って、私が私が、みたいな感じだったんですね。でも、だんだんメンバーの存在に気付けたというか。お互い支え合わなきゃいけないし、さらに伸ばし合わなきゃいけないって。いろいろディスカッションした中で、だんだん変わってきたことは、メンバーを尊重するようなパフォーマンスができたら、さらに私は魅力的になれるだろうなと思って。結成して半年ぐらいまでは、がつがついってたんですけど、それ以降はメンバーを尊重するようなパフォーマンスができたらいいなって思うようになりました。でも例えば、他のメンバーが歌ってたとしても、私がステージにいることは変わりないから、私のことを見てる人に対して、感謝の意味も込めて一生懸命パフォーマンスしようって思うようになってたんですね。あと最近になってすごく変わった部分があって、みんなで一緒にディスカッションしたりだとか、メンバーを尊重したりだとかしてたんですが、またさらにチームとして大きくなるには、私は赤色でセンターだし、私が引っ張っていかなきゃいけないなと思って。今年からは、本当に私がやりたいことや、できることを最大限に生かしたパフォーマンスもしなきゃいけないなと思って。日々の生活や、こういうインタビューからもそういうふうにできたらいいなと思っています。

――一ノ瀬さんのパフォーマンスでの目標を教えてください。

一ノ瀬 私はもともと体が硬くて、それがすごく嫌だなと思ったんです。自分が思うように動けないというか、イメージするものがあるのに、それが実現できない。やっぱりそれじゃ駄目だなと思って、苦手な部分はいっぱいあるんですけど、とにかく滑らかに見えるように、苦手な部分を一つ一つ、全部つぶしていこうと思っています。

――これからの神宿、とても楽しみにしています。ありがとうございました。

一ノ瀬 ありがとうございました。



■神宿 INFORMATION

■RELEASE

『原宿発!神宿です。』発売中
KMTO-0003 ¥2,778(税抜)

『原宿着!神宿です。』発売中
KMTO-0004 ¥2,778(税抜)

■LIVE
『神宿全国ツアー2017-2018~はじめまして!神宿です。~』開催中
17年11月~18年5月まで全国各地を回る神宿史上最大規模のツアー。
詳しくは、オフィシャルサイトでご確認ください。

■OFFICIAL SITE
https://kmyd.targma.jp/

■TWITTER
@kamiyado0907