lyrical school(minan / hinako)「どうやったら自分らしく、しかもカッコよくラップできるんだろうって」+ DJ BIG-D[Special Interview]

  • WRITTEN BY 山末あつみ・VDC編集部
  • PHOTOGRAPHY BY 周二郎
lyrical school
(写真左から)minan/hinako

快進撃が止まらない、5人組ヒップホップアイドルグループ『lyrical school』。昨年はニューアルバムを引っ提げて全14か所を回る全国ツアーを開催!新木場STUDIO COASTで行なわれたツアーファイナルは、成長したスキルとライブパフォーマンスでフロアを沸かし、大盛況で幕を閉じた。2019年も目が離せない“リリスク”(lyrical schoolの略称)から、minanhinakoにニューシングル『パジャマパーティー/シャープペンシル feat. SUSHIBOYS』の聴きどころと2018年の振り返りをロングインタビュー。そして、リリスクのバックDJを務めるDJ BIG-Dにもインタビューを敢行。メンバーをステージの後ろから温かく見守り、ともに盛り上げる彼に2018年のリリスクを聞いた。


インタビュー記念チェキプレゼント予定!
詳細は後日Twitterで発表します。@vdc_tokyoをフォローしてお待ちください。


lyrical school
略称 “リリスク”。Girl’s Rap のパイオニアグループ。メンバーは、hinakohimeminanyuurisanoの5人。


――初めに自己紹介と最近のマイブーム、そして冬の過ごし方を教えてください。

hinako lyrical schoolの赤担当hinakoです。マイブームは、以前からも今もこの先もずっとディズニーに行くことです(笑)。

――じゃあ、この冬おすすめのディズニーでの過ごし方は?

hinako 冬でいうと、クリスマスシーズンはエリアごとに飾ってあるクリスマスツリーが一つひとつ違っているんですよね。だからいろんなツリーを探して観ることが好きです。お正月は、三が日にしかない限定のパレードがあるので、それを観て楽しんでいます。いつもミッキーに「明けましておめでとう」を言いに行っています。

lyrical school

minan lyrical schoolの紫担当minanです。マイブーム……なんだろう?以前と変わらず、『ウォーキングデッド』が好きです。

――じゃあ、この冬は『ウォーキングデッド』を観て?

minan 新しいシーズンが始まっているんですけど、有料じゃないと観れないので、まだ観れていないんです。課金するの、めちゃくちゃ悩んだんですけど……やめたんです……。
hinako (笑)。

lyrical school

――では、12月25日にリリースされた『パジャマパーティー/シャープペンシル feat. SUSHIBOYS』のお話を伺いたいと思います。まずは、『パジャマパーティー』の第一印象や聴きどころなどを教えてください。

hinako 初めて聴いた時は、ノリやすいし、若い子も好きそうな曲だなって思いました。それに“パジャマ”って可愛い感じもあるし、今の衣装もパジャマっぽいので、いいなと思いました。
minan 先月、私の地元の群馬県のラジオ番組に出演したんですけど、そこで『パジャマパーティー』を流したんです。地元なので、母も聴いていて。その時、母が初めて『パジャマパーティー』を聴いて、私が家に帰ったら「あのパジャマなんとかっていう曲、すごくいい曲だったわね~!」って言って(笑)。
hinako (笑)。
minan 母は65歳くらいなんですけど、いい曲って言ってもらえて嬉しいなって。わりと世代を問わずに聴きやすい曲なのかなって思いました。

――『パジャマパーティー』は、可愛い部分もあればカッコいい部分もあるし、リリスクの魅力がいっぱい詰まっていて、聴けば聴くほどいい曲ですよね。ライブで披露されていて、みなさん自身いかがですか?

minan すっごく楽しいよね!
hinako 楽しい!
minan 私、歌詞に固有名詞がでてくる曲が好きで、歌っていて楽しいし、気持ちも入りやすいんです。
hinako わかる、めっちゃわかる!歌詞の中の「魔法が解けちゃう12時の鐘は無視」っていう部分は、シンデレラだ!と思ってラップしています(笑)。

――作詞の大久保潤也さんは、いつもメンバーに合った歌詞を書いてくださるんですよね。

minan 大久保さんいつもそういうふうに書いてくださるんです。今回私も「WALKER」って『ウォーキングデッド』の中にでてくる単語を歌っています。

――MVも公開されていますが、撮影はどうでしたか?


minan 楽しかったです!本当にパジャマパーティーしている感じのMVになっていて、みんなでバーベキューして、コテージ借りて、ポップコーンやお肉を食べて、シャンパン飲んでみたいな。キャッキャしながら撮ってました(笑)。
hinako 楽しかったー!

――あのMVから伝わる、楽しい雰囲気そのままの撮影風景だったんですね。みなさんの着ているパジャマも可愛いですよね。

hinako あのテカテカのね。
minan ね。あのパジャマは特注でつくりました。「どうしよう」ってプロデューサーがめちゃくちゃ悩んでいたんですよ(笑)。「どういうパジャマにしよう?つくってもらうか、既製品の可愛いパジャマにするか。でも既製品だと、うーん。納得できるものがないかもしれない……」って、ずっと。その結果、あのMVで着ている完璧なパジャマができあがって、「おおー!」と思いました。
hinako そう、めちゃめちゃ可愛い。

lyrical school

――続いて、『シャープペンシル feat. SUSHIBOYS』についてお聞きします。初めて聴いた時の印象や注目して欲しいポイントを教えてください。

minan SHUSHIBOYSさんに曲を書いていただけるっていうことだったので、めちゃくちゃ楽しみにしていたんです。聴いてみて、「うわあ、ヤバ!カッコいいー!SHUSHIBOYSー!」ってなりました(笑)。

――初めて曲を聴いた時は、イメージどおりでした?それとも意外だった?

minan イメージどおりでした。あ、でも……くだらないことをテーマに歌っている曲になるのかなって思ってたんです。ポップでメッセージ性がゼロの、ただ楽しいみたいな感じかなって思ってたんですけど、正反対でした。……あ、だから意外のほうでした(笑)。

――hinakoさんは聴いてみて、どうでしたか?

hinako めちゃくちゃカッコよくて、「あこがれー!」って思いました(笑)。仮歌をSUSHIBOYSさんが歌ってくださっていて、「このとおり歌いたい!」とか「こんな歌い方もカッコいいなあ」って思いました。自分のパートは、自分のペースでラップしているんですけど、他のメンバーのパートは早口言葉みたいになっているから、「うわ、これヤバー!ひな、無理ー!」って(笑)。だけど、移動の車の中とかでも、みんなめちゃくちゃ練習していて。その仮歌どおりに歌うんじゃなくて、どうやったら自分らしく、しかもカッコよくラップできるんだろうって。

――minanさんのパートもすごく早いですが、どうでしたか?

hinako めちゃめちゃ早いよね。
minan やっぱり最初は難しかったですね。「うわー!この曲……うわー!」ってなりました、本当に(笑)。1回頭の中に入っちゃえば大丈夫なんですけど、結構頑張らないと、入らなかったですね。

――あとたぶん、新体制になって音源化されている曲でいうと、歌いだしがhinakoさんって初めてじゃないかなと。歌いだしで一言や全員で歌っている曲は過去にもありますが。改めてhinakoさんの成長を実感しました。

hinako ありがとうございます。「カッコよく歌えるようになったね」ってファンの方がよく言ってくださるんです。
minan “可愛い”はずっと完璧だもんね。
hinako いやいや(笑)。今まで“可愛い”は意識してたんですけど、「ちょっとカッコいいほうもやったらいいんじゃないの?」ってプロデューサーにアドバイスをもらったんです。それで、ちょっと取り入れてみようと思って、結構意識しながら全国ツアーを回っていました。だから、この『シャープペンシル』で、そういう部分がちょっとだせたかなって思っています。

――MVも公開されていますが、撮影はいかがでしたか?


hinako MV撮影もめちゃめちゃ楽しかったです。
minan なんか男子高と女子高みたいにわかれていますよね(笑)。その微妙な壁が見えるのが結構いいなって(笑)。

――わかります!男子、女子代表みたいな(笑)。

minanhinako (笑)。

――続いて、1月26日(土)に、lyrical school主催の対バンライブ『MY DATE Ⅲ-1』が開催されます。喉の治療のため活動をお休みしていたrisanoさんの参加も決定していて、5人揃って長時間のライブは久しぶりですよね。

minan そうですね。risanoが1ヵ月ちょっとお休みしていて、復帰の箱ライブになると思うので、わりとそういうのってエモくなりますよね(笑)。

――ちなみに、4人でパフォーマンスをされている時はいかがでしたか?

minan まあ、でも……意外と滞りなくっていうとあれですけど、思ったよりはみんなわりと頑張って、なんとかいけています。たまに飛ばしてたりもするけど、risanoパートを歌うっていうことに関しては、そこはわりとみんなちゃんとできるんです。だけど、risanoは曲中に煽りだったり、合いの手みたいなのをめちゃくちゃ入れてくれているので、それがなかなか私たちには難しいよね。
hinako 難しい。
minan  risanoがいた時もすごい役割だし、risanoにしかできないって思ってたけど、いざrisanoが抜けて、自分たちがやるってなったら、さらにその重みやすごさを実感しています。やっぱりあのアメリカンバイブスがないとね(笑)。
hinako risanoがいない間に自分たちが煽りをすることで、うちらもできるようになっているわけじゃないですか。risanoが戻ってきた時には、もうちょっとパワーアップしたパフォーマンスができるのかなって思うので、1月26日のライブが楽しみです。

lyrical school

――次に2018年の振り返りをお願いします。去年を振り返ってみて、一番思い出に残っている出来事を、あえて一つ挙げるとするなら何でしょうか?グループ、または個人の活動どちらでもよいです。

hinako 私は、全国ツアーも含めて、新木場STUDIO COASTでのツアーファイナルですね。全国ツアーね、すごく長かった。いろんなところに行かせてもらって、この調子だと47都道府県制覇できるなって思いました。私の中では、どきどきわくわくしながら始まったんですけど、一つひとつのライブの雰囲気とかお客さんの盛り上がり方も違って、どうやって一緒に楽しもうか考えながら回っていました。各地の美味しいご飯を楽しみにしながら(笑)。ただ、ツアーファイナルの新木場STUDIO COASTみたいな、あんなに大きな会場にお客さんちゃんと入るのかなってずっと不安でした。でも、いっぱい来ていただいて、ライブはめっちゃくちゃ楽しかったですね。しかも、ユニット曲もやらせてもらって、「あーやりたかったことをやらせてもらえたなあ」とか、「うわあ、アイドルだ!自分!」って思いながら歌ったなって(笑)。めっちゃ楽しかったです。

――ユニット曲すごくよかったですよね。本当にいい意味で衝撃を受けて、息が止まりそうになりました(笑)。ステージから観ていて、お客さんの反応はいかがでしたか?

hinako お客さんもみんな、変な顔してました(笑)。

――そうなんですか?観ていてわかりました?

hinako わかりました!ステージにでてお客さんが「イエーイ!」ってなると思ったら、意外と前列の方は“ぽかーん”としていて(笑)。

――でもそのお客さんの気持ちわかります。minanさんのソロ曲が終わって、しっとりした大人の雰囲気で心地いいな、綺麗だなってぼんやり思っていたら、hinakoさんとyuuさんの“可愛い”が突っ込んできて、受け身とれないまま追突されたみたいな(笑)。

minanhinako (笑)。

――緊張はしなかったですか?

hinako 緊張はどちゃくちゃしてました。一番しましたね。本当に一番練習したんだと思うんですよね(笑)。
minan 本当そう(笑)。他の曲も同じようにやってほしいぐらい練習してたんですよ(笑)。
hinako 馬鹿みたいに練習していて、学校の帰り道とかもずっとyuuと電話して歌いながら帰るみたいな(笑)。本当に馬鹿でかい声で歌ってました。でも、お客さんに喜んでもらえたならよかったです。またどこかで披露できたらなと思います。

――ぜひ!今後も期待しています。minanさんはいかがですか?

minan えーなんですかね、なんだろう?

――悩ましいですよね。ちなみに、ツアーファイナルの翌日にminanさん、risanoさん、yuuさんが『第1回モノボケの岩杯 モノボケチーム対抗戦』に出演されていて、改めてリリスクの幅の広さを表しているなあと(笑)。

minan そうなんですよ(笑)。この日、集合した時“抜け殻”でしたもん。「おはよ……」みたいな(笑)。それでいうと、7月に『大喜利初心者夏合宿』っていうイベントに出演したんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです。

――大喜利すごく上手でしたよね

minan あれは本当にお題とかを事前に一切聞かされていなくて。
hinako それなのに答えられるのがすごい!
minan その場でお題がドンっとでて、目の前にお客さんがいて、そしてプロのお笑い芸人さんが周りにいっぱいいる中で回答しなくちゃいけなくて、頭フル回転して回答を考えました。イベントが終わって、お客さんのお見送りをしていたんですけど、見せていいのかな?っていう顔をしていたと思います(笑)。「ありがとう」も言ってるのか言ってないのかわかんないくらい、ぼけーっとしちゃって。
hinako へえー!そうなんだ。
minan でも楽しかったです。人生は大喜利だって思っているので(笑)。今後も“大喜利力”をつけたいなと思っています。
hinako えーいいな!今お題をだしてもらって答えてよ(笑)。
minan いやいやいや!(笑)

――なかなかの無茶振りでしたね(笑)。今後もすごく楽しみにしています!続いて、2019年の個人的な目標を教えてください。

hinako 通っている学校のほうもちょっと落ち着くのかなって思うので、まずSNSを頑張りたいです(笑)。私あまり更新しないって言われているので、しっかり更新するようにしたいです。あとお客さんと一緒に盛り上がれるライブがしたいなと思います。以前、お客さんに「置いていかれている気がする」って言われたことがあって。そのことが自分の中でちょっと引っかかっているので、自分もお客さんを煽ったり、お客さんと一緒に楽しめるライブができたらいいなって思います。

lyrical school

minan 12月に誕生日を迎えた時、Twitterに書いたんですけども、“売れる”っていう目標しかないじゃないですか、たぶんこの世界には。どんな目標を掲げても、最終的にはそのためというか、それが一番なので。それだけですね。

lyrical school

――では最後に2019年、lyrical schoolとしてやってみたいことは何かありますか?

minan なんだろうな、すぐにでてこないね。
hinako なんだろう……ディズニーでライブしたい!
minan 2019年には叶わないかもしれないな(笑)。
hinako いつか!(笑)。もう、めっちゃしたい!ディズニーシーがいいですね、メディテレーニアンハーバーの水上ショーで。メンバーがそれぞれ1人ずつミッキーたちとペアになって船に乗るんです。私はミニーちゃんがいいです(笑)。……あとCMにもでたい!
minan いいね、タイアップいいね。あとなんだろうな、いろいろやりたいなあ。
hinako 大きな会場でもライブしたいし。個人的には何かある?
minan 個人的にはいっぱいあります。モデルもお芝居もやりたい。ライブはもちろんなので、ライブ以外の活動も充実させたいですね。

――大喜利もね。

minan 大喜利はもちろんやりたいです(笑)。全員がそれぞれ、そういう活動をできるようになったらいいですよね。グループとして。

――2019年もますますのご活躍を楽しみにしています。今日はありがとうございました。

minanhinako ありがとうございました。

lyrical school

 


DJ BIG-D「みんなが前を向いている気がします」[Special Interview]

――初めに自己紹介と最近のマイブームを教えてください。

DJ BIG-D(以下、BIG-D) lyrical schoolのバックでDJをしています、DJ BIG-Dです。リリスクのバックDJを、2年ちょっとしています。間違いなく、これっていうマイブームがあるんですけど。『しいたけ占い』をチェックしていまして、2019年上半期占いを読んでいたら、“1年かけて部屋をつくっていく年にしたらいいんじゃないか”っていうことが、たしか書いてあって。……僕、『しいたけ占い』と石井ゆかりさんの占いと『めざましテレビ』の占いの3本軸でやっているので(笑)、ちょっと内容がごっちゃになっちゃってるんですけど、その3つのどれかで見たんです。部屋の掃除をするといいって書いてあったので、部屋の掃除をしたら、調子が結構よくなったんです。あと本当にささやかな模様替えをしたんですよ。部屋に小さい冷蔵庫があるんですけど、ステッカーを貼ってみたり、エッセンシャルオイルを温めるといい香りが漂うアロマディフューザー使ったり、棚のケースをダサいやつじゃなくて靴箱にしてみるとか(笑)。そういうことをいろいろやってみる中で、模様替えや掃除にハマったので、やっていこうと思っています。

lyrical school

――模様替えをして、居心地のいいお部屋にするっていう。

BIG-D そうですね。僕、結構集中力がなくてすぐ飽きちゃうんですけど、これは1年かけて部屋をつくっていくんだぞっていう気持ちで、今取り組んでいます。なかなか続かないんですけど。

――ありがとうございます。ではバックDJについてお聞きしたいと思います。バックDJをするうえで大事にしていることや気をつけていることを教えてください。

BIG-D いろいろありますね。僕自身、バックDJを上手くなっていくっていう方向性よりは失敗しないためのスキルだけが伸びていってまして(笑)。僕、結構そそっかしいんですよ。音を止めてしまったり、機材に肘があたって音が変になってしまったりとかが結構あって。そういうことをしないために、ヘッドフォンはなるべく近くに置いておくとか、コードがフェーダーにあたらないようにするとか、本当に細かいんですけど、失敗しないための自分ルールが結構あるんです。なので、意外と現場ではすごく緊張しています。

――最近のリリスクのライブで、改めてBIG-Dさんの素晴らしさに気づかされたというか。例えば曲の繋ぎのレゲエホーンひとつとっても、メンバーのトークの邪魔をせず、でも存在を主張しているっていう、ちょうどいいタイミングで鳴らされてたり。

BIG-D そうですね。僕も一緒にステージに立っていますけど、ライブをしているのはメンバーなんで、メンバーが一番になって欲しいなっていう気持ちでやっています。だから、サングラスは絶対に忘れないようにしようっていう自分ルールもあるんです。サングラスをかけていることで、変装というか、ステージにいてもいいんじゃないかっていう感じになるって、僕は信じているんですよ。あんまり理解してもらえないんですけど(笑)。っていう感じで、リリスクのバックDJをする時は素朴にやっています(笑)。

――ステージ全体を盛り上げるっていう役割はもちろんだけど、お客さんの視線をBIG-Dさんに集中させないようにきりわけているっていうことでしょうか?

BIG-D 本当にそういう感じです。だけど、「おまえが一番になれよ」と言われたこともあって。以前レコーディングエンジニアの方に「BIG-D、全然駄目だよ。手を挙げてお客さんを煽ったりするのとか、そういうのもいいけど、DJは音量調整ちゃんとやらないと」っていうことを言われて、3時間くらい特訓してくださったんです。その時、話していた中で「おまえが一番になるぐらいの気持ちじゃなきゃ駄目だよ」みたいなことを言ってもらって……本当にありがたいですよね。まあ、でもライブ中はお客さんとちょうどいい距離感でいられればと思っています。

lyrical school

――2018年、メンバーを間近で見ていて成長したなとか気づいた点はありますか?

BIG-D ライブのことに関してですけど、メンバーに話が通じやすくなりました。目指しているカッコよさっていうのが近くなったのかなっていう印象がなんとなくあります。音楽性やステージングのこととか、メンバーもわりとオープンマインドでやりとりするので、話しやすいですよね。それは結構新鮮です。全体的に音楽の話をすることが多くなったイメージです。あと2018年は、メンバーそれぞれがやりたいことができて、ほんのちょっとでも前進した年だったんだろうなって思いました。みんなが前を向いている気がします。

――2018年を振り返った時に、一番印象的だったlyrical schoolのライブもしくは瞬間を教えてください。

BIG-D 一番最初に感じたのは、2017年の恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブの時なんですけど、僕いつも後ろからDJしながらメンバーを観ているじゃないですか。観ていて、メンバーがすごく頼もしく思える瞬間が結構あるんです。僕自身は「どうしよう、ライブ」ってなるタイプなんですけど(笑)。「でも、そうだ。メンバーがやってくれるから大丈夫か」って、大事なライブの時は毎回思うんですよね。2018年8月に上野恩賜公園でやったフリーライブ『lyrical school FREE LIVE “ONE SECOND SUMMER”』も、10月の新木場STUDIO COASTでのツアーファイナルの時もそうでしたね。いつも大体4、5曲目くらいで思うっていうか。メンバーすごいなみたいな(笑)。全員がデカく見えるんですよね、なんでだかわからないんですけど。

――ありがとうございます。では最後にファンのみなさんに一言メッセージをお願いします。

BIG-D これからもヤバいライブ、更新していくんで、チェックお願いします。

――今日は貴重なお話をありがとうございました。

BIG-D ありがとうございました。


インタビュー記念チェキプレゼント予定!
詳細は後日Twitterで発表します。@vdc_tokyoをフォローしてお待ちください。


■lyrical school INFORMATION

■RELEASE
◇ダブルA面シングル第一弾
パジャマパーティー / シャープペンシル feat. SUSHIBOYS』発売中

lyrical school

BRTW-1062 ¥1,000(税抜)

7inchアナログ盤

lyrical school

BRTW-1066 ¥1,500(税抜)

『パジャマパーティー / シャープペンシル feat. SUSHIBOYS』配信

◇ダブルA面シングル第二弾
Tokyo Burning / Cookin’ feat. Young Hastle
2019年1月22日(火)発売
BRTW-1063 ¥1,000(税抜)

7inchアナログ盤
BRTW-1067 ¥1,500(税抜)

■LIVE
lyrical school主催企画対バンイベント『MY DATE Ⅲ-1』
2019年1月26日(土)15:00開場/16:00開演
【会場】SOUND MUSEUM VISION(東京)
【出演】lyrical school/Young Hastle/踊Foot Works

lyrical school主催企画対バンイベント『MY DATE Ⅲ-2』
2019年2月23日(土)15:00開場/16:00開演
【会場】SOUND MUSEUM VISION(東京)
【出演】lyrical school/SUSHIBOYS / and more

lyrical school主催企画対バンイベント『MY DATE Ⅲ-3』
2019年3月10日(日)
【会場】TSUTAYA O-EAST(東京)
【出演者】lyrical school/and more

※詳細はHP等でご確認ください。

■OFFICIAL SITE
http://lyricalschool.com/

■OFFICIAL TWITTER
@lyri_sch

755