WHY@DOLL「楽曲を自分たちが表現することによって、新しい自分たちをみつけることができて」[Special Interview]

  • WRITTEN BY 宇佐美友章・VDC編集部
  • PHOTOGRAPHY BY 周二郎
WHY@DOLL
(写真左から)浦谷はるな / 青木千春

R&Bやファンクテイストアレンジのハイセンスなダンスナンバーと独特の「ゆるふわ」感が生みだす癒しのボーカルが魅力のガールズユニット『WHY@DOLL』。息ぴったりのパフォーマンスをみせる2人に、自己紹介やオーディションに合格した時のこと、パフォーマンスに対する意識の変化について聞いた。


WHY@DOLL
2014年9月ビクターよりメジャーデビュー、シングル3枚とアルバム2作(ミニアルバム含む)をリリースした後、2016年にタワーレコードのアイドル専門レーベル“T-Palette Records”に移籍、現在までシングル4枚とアルバム1作をリリース。シティポップ~R&B~ディスコファンク等どこか懐かしさを感じさせる心地よい音楽と、彼女達独特の「ゆるふわ」感が生みだす癒しが武器の2人組ガールズユニット。メンバーは、浦谷はるな青木千春の2人。


WHY@DOLLのインタビューを『VDC Magazine 011』に掲載
“ライブ映え”をコンセプトに制作されたミニアルバム『Hey!』のこと、パフォーマンスをするうえで大事にしていること、3月24日に開催する『WHY@DOLLワンマンライブツアー2019 WINTER “Lo Que Sera Sera” FINAL』への意気込みを聞いた、WHY@DOLLのインタビューの続きは、フリーマガジン『VDC Magazine 011』に掲載。 [詳細はこちら]


――自己紹介とマイブームを教えてください。

青木 ちはるんこと青木千春です。私たちWHY@DOLLは北海道札幌市出身の2人組ガールズユニットとして活動していて、今は上京して関東中心にライブ活動を行なっています。マイブームは神社めぐりです。去年は体調が悪かったり怪我が多かったので、今年こそ健康面をよくしたいと思って、いろんな神社に行ってお守りを買ったりしています。今一番行きたいところは神奈川県にある江島神社です。声がよくなるとか美容にいいとか、いろんな種類のご利益があるって聞いたんですけど、2時間ぐらいないと回れないので、オフの時に早く行きたいなと思っています。

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浦谷 はーちゃんこと浦谷はるなです。最近流行っているものは、インスタグラムでアイメイクの画像だけを検索して見ることと、goodroomっていうアプリで変わった間取りのお部屋を見つけることです(笑)。goodroomは、ちょっとリノベーションされておしゃれになっている家とか、デザイナーズマンションの物件ばかりが集まっているアプリなんです。間取り図も変わっているものが多いんですよ。6角形のお部屋とか、1部屋なのに3階建てになっているお部屋があったりとか。ロフト系のお部屋を見るのが好きです。

――そういうところに住みたいなって?

浦谷 今はちはるんと2人で暮らしているので、いつか1人暮らしをする時にはちょっと家賃は高いけどおしゃれなお部屋に住みたいなって思って。このお部屋に住んだら、どこに家具を配置して、どういう生活をするだろうなっていう想像をするのがすごく好き。

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――まずはじめに、ご自身が人前でパフォーマンスをしたいなと意識をし始めたのはいくつぐらいの頃ですか?

青木 私はモーニング娘。さんを『LOVEマシーン』をリリースするちょっと前ぐらいの曲で知ったんですけど、キラキラしていて可愛くて、ボーカルもダンスもすごく楽しそうにされていているのを観ていて元気をもらったので、自分もそういうことをやりたいなと思ったのがきっかけです。たぶん小学校1年生の頃だったと思います。

――小さい頃の憧れみたいな?

青木 そうですね。コンサートも行ったりしていましたし、ビデオがでたらすぐに買って、めっちゃ観て歌を覚えたりとかして。

――絶対そういう道に進むんだって思いましたか?

青木 その時に器械体操をやっていて正直スポーツをするほうが好きだったので、アイドルになるっていうことはそこまで考えていなかったですね。でも、できたらいいなーみたいに思っていました。

――じゃあもうちょっと具体的に思い始めたのはいつぐらい?

青木 中学校ぐらいですね。AKB48さんがすごく流行っていて、やっぱり歌とダンスをしているところを観ていても楽しいし、やるのもすごく好きだなって思って。実際に握手会とかにも行ってお話したりしていて、あーやっぱりアイドルっていいなあって思ったのがきっかけです。
浦谷 私は幼稚園の時にミニモニ。さんをテレビで観て、加護ちゃん(加護亜依)にすごく憧れていたんです。幼稚園の頃の写真を見ると、加護ちゃんがよくやっていた“アイーン”のポーズばかりで(笑)。その頃から、将来そういうキラキラした世界で活動したいなっていうのは夢に見ていました。でも、私も具体的に目指したいなって思ったのは中学生の頃ぐらいです。その時に強く影響を受けたのはPerfumeさんでした。『ポリリズム』がすごく好きでハマっていってCDを買うようになって、DVDを観始めて。ダンスとボーカルだけじゃなくて、照明とかすべてを演出に変えてしまうPerfumeさんのライブパフォーマンスを観て、私も音楽とかで人の心を動かせる人間になりたいなと思って、中学生くらいからなんとなく本気でやりたいなと思い始めました。

――お2人ともオーディションを受けられたんですよね。当時を思い出して、合格した時の気持ちを教えてください。

青木 「まさか自分が受かるとは」ってびっくりしていました。そのオーディションは投票で選ばれた子たちがアイドルになれるっていうもので。最初WHY@DOLLはメンバーが5人いたんですけど、私はその中の4位だったんです。5位に呼ばれたらいいなと思っていたけど、呼ばれなくて。あー落ちたかなって思っていたら4位で呼ばれて、すごく嬉しくて。すぐ、「コメントをください」って言われたんですけど、伝えたいこともでてこないくらい嬉しかったです。「たくさんの方が投票してくれたから、その分頑張ってパフォーマンスで返したい」っていう想いだけを伝えたんですけど、それ以外何もでてこなくて。その時は、とにかく嬉しいっていう気持ちでした。でも実際にアイドル活動をするってなった時に、最初は想像していたこととは全然違うことがあって。振付師さんも歌の先生もいなくて、自分たちでやっていこうっていう自主活動みたいなのを最初にやっていたんです。初ライブで、AKB48さんやももいろクローバーZさんの曲を一から覚えて披露したり、オリジナル曲も最初は全然なくて。だからすごく苦労したんですけど。その過程をファンの方が観て応援してくれて、一緒になって成長していけるから、ファンの方のために頑張ろうって思ったし、オリジナル曲を作ってもらえるように頑張ろうって思いました。キラキラした世界はすぐには見られなかったけど、頑張った分だけすごくみんな応援してくれたから。夢のためにがむしゃらに走ろうっていう気持ちになりました。

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――最初の頃は全部準備されているのではなく、ファンの方の応援で、課題をクリアしたら次に向かえるっていうことだったんですよね?

青木 最初の頃、“ミッション”っていうのをやっていたんです。ここまでいけば、衣装が貰える、MVが撮れる、その最後にCDをだせるっていう内容だったので、その段階がファンの方も私たちも見えてわかっていたので、そこに向かって一緒に頑張ってきたっていう感じだったんですよ。だから、私たちもファンの方もその目標に向かって本当に頑張ろうっていう、その気持ちだけで最初の頃はやっていました。

――浦谷さんは合格された時、どうでしたか?

浦谷 私は2期生としてグループに入ったので、ちはるんとはオーディションの形が少し違ったんですよ。ちはるんが1期生としてメンバーに決まった後、「アンダーメンバーが全然いないぞ」っていう話になって、急きょ2期生の募集が始まって、それに私が滑り込みで申し込んだんです。応募したのが締め切りの前日ぐらいで、本当にぎりぎりで応募したので、書類審査に受かって、「二次審査が明後日です」って言われて。その時に「この曲かこの曲のダンスを覚えてきてください」って言われたんですけど、当時バイトもやっていたので、覚える時間がなくて、ほとんどダンスを覚えないままオーディションに行ったんですよ。やっぱり全然踊れなくて、一応部活でダンスをやっていたので自信があったんですけど振付を覚えていないので、「何も見せられなかったから、絶対に受かんない」って思っていました。事務所の社長から電話がきて、「1位通過です」って言われたときは本当に信じられなくて。「まだ誰にも言っちゃ駄目だよ」って言われたんですけど、嬉しくてそばにいた親友にすぐ言っちゃいました(笑)。でもグループに入ってみると、やっぱりアンダーメンバーとしての活動だったので、ステージにはアンコールの時にバックダンサーみたいな感じでだしてもらうことはあったんですけど、それもありがたいくらいで。本当に全然ステージに立つことがなくて。基本的には1期生のサポートだったり、裏での活動が多かったので、まずはスタートラインに立つところから始めないとなっていう気持ちが強かったですね。

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――最初はそういうところからのスタートで、今はステージで堂々として、観ている人を惹き込むパフォーマンスされています。ご自身の中で、このあたりからパフォーマンスに対する意識が変わったなって思い当たることは何かありますか?

青木 2013年10月に上京してきてから、楽曲ががらっと変わって。北海道でやっている時は、王道のアイドルソングみたいな感じだったんですけど、こっちにきて2人組になって、長くやっていける楽曲を歌っていこうっていうことになって、ディスコとかファンクとか、自分たちが今まで聴いたことのない楽曲を作っていただきました。でも聴いたことのないジャンルだからどう表現したらいいかわからなくって。ファンの方も音楽に詳しい方たちがすごく通ってくださるようになったんです。それが、自分たちの中でこういう曲を歌う時にはどう表現したらいいんだろうって真剣に考えるようになったきっかけなので。上京してきてから、2人の中でパフォーマンスに対する意識が変わりました。
浦谷 楽曲の雰囲気が変わったのがメジャーデビューのタイミングだったんですよ。上京して次にだしたシングルはまだインディーズでださせてもらっていたんですけど、その時まではどっちかっていうと、アイドルは全力でがむしゃらに踊って本気を伝えるんだっていうふうに、私たちは教えてもらってきたというか。お客さんにそういう姿を見せてきた部分があるんです。でもメジャーデビュー以降の楽曲は、がむしゃらに歌って届けるっていう表現方法では届かないなって思い始めたんです。なので、どっちかっていうと緩急のつけ方だったりとか技術面のほうにシフトしていったっていうか。全力っていうよりは、力を抜くことで伝わるものもあるなって2人で相談して、結構時間をかけて何度も試行錯誤しながら、今の形になったっていう感じですね。

――1stアルバムの『Gemini』は楽曲派って呼ばれるきっかけになりましたよね。あのアルバムに収録されているようなジャンルや、洋楽っていうのは全然知識はなかった?

浦谷 なかったですね(笑)。『Gemini』を聴いたファンの方に、「この曲はこれのオマージュなんじゃないか?」とか「こういう楽曲を歌っているっていうことは、こういうアーティスト聴いたことあるの?」ってすごく聞かれたりしたんですけど。私たち自身、もともとアイドルが好きでアイドルソングばっかり聴いていたし。楽曲もどっちかっていうと世代ではない音楽でふれたことがなかったので、自分たちで歌ってはいるけど、あんまり理解はしていなかった感じでした。私たち、よく言っているんですけど、“楽曲に成長させられたグループ”だと思っているんです。いただいた楽曲を自分たちが表現することによって、新しい自分たちをみつけることができて、そういった部分ですごく成長したグループなので、『Gemini』があったから今の私たちがいるんじゃないかなって思います。


WHY@DOLLのインタビューを『VDC Magazine 011』に掲載
“ライブ映え”をコンセプトに制作されたミニアルバム『Hey!』のこと、パフォーマンスをするうえで大事にしていること、3月24日に開催する『WHY@DOLLワンマンライブツアー2019 WINTER “Lo Que Sera Sera” FINAL』への意気込みを聞いた、WHY@DOLLのインタビューの続きは、フリーマガジン『VDC Magazine 011』に掲載。 [詳細はこちら]


■WHY@DOLL INFORMATION

■RELEASE
E.P『Hey!』発売中

WHY@DOLL

TPRC-0219 ¥1,852(税抜)

■LIVE
WHY@DOLLワンマンライブツアー2019 WINTER “Lo Que Sera Sera” FINAL
2019年3月24日(日)
DANCE LIVE 12:30開場 / 13:00開演
BAND LIVE 18:00開場 / 18:30開演
【会場】下北沢GARDEN(東京)

■OFFICIAL SITE
http://www.whydoll.jp/

■OFFICIAL TWITTER
@WHYDOLL2014

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