たこやきレインボー「たくさんの方と一緒に“talk talk talk”をしたいです」[Special Interview]

  • WRITTEN BY 宇佐美友章・VDC編集部
  • PHOTOGRAPHY BY 周二郎

関西出身の5人組アイドルグループ『たこやきレインボー』。2019年は、3月に3rdアルバム『軟体的なボヤージュ』をリリースし、4月からの東阪Zepp 4 days TOUR、8月には『オオサカアイドルフェスティバル2019』開催という、力を緩めることなく常に“攻めの勢い”で駆け抜けてきた彼女たち。そして、10月23日に前山田健一氏プロデュースの5thシングル『もっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-』をリリースする。ますます大注目の“たこ虹”(たこやきレインボーの通称)に、そのニューシングルやMVのこと、また12月に開催する中野サンプラザホールでのワンマンライブと『たこやきレインボー presents 西日本アイドルフェスティバル 2019』などについてインタビュー。

たこやきレインボー
関西出身の5人組アイドルグループ『たこやきレインボー(略称:たこ虹)』。スターダストプロモーションより、“最終兵器”として2013年9月17日にCDデビューを果たし、2016年avex traxよりシングル『ナナイロダンス』でメジャーデビュー。彼女たちの最大の魅力は、バンド・DJなど、いろんな形式に様変わりするエンターテインメントライブ。目標は甲子園球場での単独ライブ。メンバーは、春名真依彩木咲良清井咲希根岸可蓮堀くるみの5人。


――自己紹介とマイブームを教えてください。
 堀くるみです。最近、お互いの居場所が分かるっていう位置情報アプリを、私と可蓮と咲良の3人で入れたんです。他のメンバーには「ほとんど仕事で一緒におるのに、何のために入れたんや」って言われていたんですけど、この間、めちゃめちゃ役に立ったんですよ!私が新幹線で携帯をなくしちゃって、でもカバンの中に入っているかもしれないしって思って、とりあえず新幹線を降りたんですけど、アプリを見たら携帯が新幹線と一緒に移動していて(笑)。「これ絶対、新幹線に残ってるやつや!」ってなって。
彩木 くるみの携帯が高速で移動してた(笑)。
 すぐに場所が分かったおかげで、無事、携帯も戻ってきました!ほんまにあのアプリ入れててよかったなって思いました(笑)。

清井 清井咲希です。最近、ヒールありの靴にハマっています。私は歩くのが好きやけど、脚がすぐに疲れちゃうので、いつもスニーカーを履いていたんです。でも最近は、ヒールのよさに気付いたので、秋冬用にサイドゴアブーツを買いました。
 ヒール苦手やったよね?
清井 苦手っていうより、スニーカーが楽すぎて、なかなかヒールありの靴にいけなかったんです。最近、雑誌でも、ヒールを履いているモデルさんのほうが多いので、そっちのほうがお洋服も合わせやすいかなと思って。

春名 春名真依です。私、大のミニチュアマニアなんですけど、この間、大阪で行われていた『ミニチュア写真の世界展」に行ってきました。そこで、ずっとインスタで見ていた作家さんのグッズを買いました。ほんまは全部、買いたかったんですけど、何とか5個に絞りました(笑)。
 どんなの買ったの?
春名 すごく可愛いやつ(笑)。でも、買えばよかったなって後悔しているのが、天ぷらのブローチで。ほんまに人の手で作ったんかな?っていうぐらいリアルで、めっちゃ可愛いかったんです。自分でもいつかクッキーのミニチュアを作れたらいいなと思っていて、この間、粘土を買いました!

根岸 根岸可蓮です。私はアニメが好きなので、アニメのファイルとか、アニメ映画のポスターを集めるのにハマっています。
 映画館とかにいっぱい置いてあるやつ?チラシみたいな。
根岸 そうそう。それを3枚ぐらいもらって、ファイルケースに入れています。最近だと、『HELLO WORLD』とか『空の青さを知る人よ』とか『ヒロアカ』(僕のヒーローアカデミア)のチラシをもらってきました。

彩木 彩木咲良です。私は、鼻歌を歌って、それをiPhoneに録音するのにハマっています。いつかそれを繋げて、作品にできたらなって。

――ギターを弾いたりは?
彩木 ギターは、コード進行とか基本的なことがわかってないので、まずは鼻歌だけで、あとはスタッフさんにお願いしようかなって思っています(笑)。

――まず、10/23にリリースするニューシングル『もっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-』の紹介をお願いします。
清井 タイトルにあるように、“話す”がテーマになっている曲です。今の時代、メールやSNSとか、文字でコミュニケーションをとることが増えてきたと思うんですけど、それだけやと相手の表情が見えなかったり、そっけなく感じたりすると思うので、直接会って、言葉の温かさを感じながら会話していこうっていう曲になっています。

――MVもこれまで以上に、かわいらしい感じですね。見どころも教えてください。
春名 見どころは、ストーリー仕立てになっているところです。今までMVをそういうふうに撮ることってあまりなかったんですよね。だから、そこがまず一つ、大きな見どころやなって思います。あと、最後のオチを楽しみにしてもらいたいなって。なんでケンカしてんやろ?とか、なんであのときコケたんやろ?とか、いろいろ謎があるんですけど、最後にちゃんと伏線を回収するので、注目してもらいたいです。

――撮影で楽しかったことや、大変だったことはありますか?
彩木 楽しかったのは、くるみと可蓮と私で海に行ったこと。海の景色が、めちゃくちゃきれいで最高でしたね。
 きれいかったね。
彩木 大変やったことは、そこでくるみを担いで歩くシーンの撮影です。めちゃめちゃ大変でした(笑)。
 私も、人生で経験したことがないぐらい、人に体重を預けていたので、ほんまに大丈夫かな?って心配していたんですよ。でも、2人(咲良、可蓮)が頑張ってくれて、すごく安定感がありました。ただ、めっちゃ腹筋を使ったので、次の日、筋肉痛になりましたね(笑)。引っ張られるのも意外と難しかった。
彩木 なかなかないもんな。
根岸 私は、パーティーのシーンがあるんですけど、タピオカを飲みながら、みんなでわちゃわちゃするのが楽しかったです。アー写の撮影でも、LINEのメッセージを送る時の吹き出しを持って撮影するのが楽しかったです。
彩木 めっちゃ新鮮でしたね。メッセージ性のあるMVだけど、コメディ感もあるから見やすいと思います。
清井 今回のMVは、がっつり演技をするっていうよりも、マンガやアニメっぽくコメディに演じているので、普段の表情よりも2倍ぐらい大げさに表しているんですよ。怒っているときも、ほっぺたをぷくぷくに膨らませていたり。だから、これまでには見たことのない表情が見られるかな。朝起きて扉を開けた時の、真依のめっちゃ怒っている顔とか、咲希と真依のケンカしている表情を見てほしいです。

――レコーディングはスムーズにいきましたか?
 メロディーラインがすごく高いから苦戦しました。でも、作曲してくれた前山田(健一)さんは素の感じをそのまま使ってくださるので、わりとスムーズやったな。
清井 全体的にキーがすごく高いんですよ。だから、最後の「話そう」のパートを、ちゃんと歌えるかなってずっと不安だったんですけど、「一発OKです」って言われて、やった!と思って。そこを前山田さんに褒めてもらえたのがうれしかったです。
彩木 めちゃめちゃきれいやったから、何回か録りなおしたのかなって思ってた。
 うちもそう思ってた!
清井 最後のパートだから、音が外れちゃうと曲全体が締まらなくなってしまうので、毎回ドキドキしながら歌っています。
春名 2番のAメロの、私のパートのところは、他の音が、ぐって静まるところなんです。だから前山田さんに、「ここでしっかり気持ちを伝えてほしい。すごい聴きどころやから頼んだで」って言われたので、一生懸命、歌いました。前山田さんはそういうことをダイレクトに伝えてくれるので、自分らも頑張ろうっていう気になれますね。
彩木 (前山田さんは)ちゃんとメンバーの個性を分かってディレクションしてくださるので、すごく歌いやすいですね。5年間、一緒にやってきてくださった仲というか、そういうのが出ていていいなと思いました。
根岸 私は、「文字の先には人がいるんだ」って歌詞の部分を歌っているんですけど、携帯で打つ文字以外、プリントに書かれてる文字も、全部、人がつくってるんやなっていうことに、あらためて気づきました。歌っていて、文字は絶対に人とつながってるんやなっていうのを感じて、ちょっと感動しました。

――振付はどんな感じになりましたか?
 キャッチーなポイントがあって、うちらは“TTTポーズ”って言っているんですけど、「talk talk talk」のパートは、口の周りに手を持ってきて、話すアクションを入れています。この前、初披露させてもらった時に、初めて聴いた人も一緒にやって声も出してくださったので、盛り上がるポイントかなって思います。
根岸 歌詞にそって振付をするところもあるんです。例えば、「人と人なのに」のところは、手の軌道で人っていう漢字をつくったり。「フリック入力」っていうところでは、みんなでメールを飛ばす仕草があったり。
彩木 可愛いんですけど、その中にちょっと大人っぽさもあって、私的にはすごく好き!可愛いとか元気だけじゃなくて、今回は、ちょっと落ち着きもあるけどポップな感じ。多分、女子が一緒に踊りたくなる振付やと思います。

清井 MVを撮る前に、めちゃくちゃみんなで練習したんですよ。キャッチーなんですけど、ちょっと複雑だったり、細かい部分も多かったので、これはダンスのうまさが問われると思います(笑)。ぜひライブでしっかり見てほしいですね。
 キレイに揃っていたらいいよね。
清井 それに、何回も見て、こんなところあるんや!っていう発見があると思うんですよ。お客さんと一緒にできる振りもあるので、一緒に盛り上がりたいです。
春名 今回は、メンバーのフォーメーションがころころ入れ替わるんです。移動が多いので、会場のどこにいても見ていて楽しいと思います。

――12月15日には中野サンプラザでホールワンマンライブ『なにわンダーランド2019』が開催されます。どんなライブになりそうですか?
根岸 毎年冬恒例の『なにわンダーランド』というタイトルのとおり、本当にワンダーランドなライブになっています。テーマはまだ発表されてないですけど、『もっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-』のカップリング曲『天使のラブソングを』が鍵になるんじゃないかな。この曲は、アレンジをKiWiさんにやっていただいたんですけど、本当に可愛らしい世界観で、天使が舞い降りてくるような曲なんです。なので、今回のライブでも、その世界観を大切にしていきたいなって思います。

――ライブの内容は、まだ決まってないですか?
一同 これからです!
 なんとなく、メンバーやマネージャーさんと話をしてはいます。はっきりは言えないんですけど、魔法にかかる気持ちになるような……。お客さんが会場で魔法にかけられて帰る、そういうイメージ。

清井 その魔法にかかったら、ちょっと笑顔になっちゃうと思います。
春名 夏のライブはお祭りっぽく、どんちゃん騒ぎでにぎやかなライブなんですけど、冬の『なにわンダーランド』は、落ち着いて観ることができる、魅せるパフォーマンスが多いライブです。例えば、コールが難しくて覚えられへんとか、初めて行くけど、どうやって盛り上がればいいか分からへんっていう方にも、見やすいライブなんじゃないかなって思いますね。
彩木 テーマパークに来た!みたいな。
春名 そう!テーマパークのショーみたいなライブになっているので、ぜひ来てほしいです。
清井 ちょっと現実逃避したくなっちゃった、ちょっと現実に疲れたって方はぜひ来ていただきたいです!絶対に幸せにします。
彩木 そして、ライブ終わりはどっと疲れさせます(笑)。
 幸せ疲れ。
春名 「最高!疲れた!でも楽しかった!」みたいな(笑)。

――そして12月31日に開催する『西日本アイドルフェスティバル 2019」は、2年ぶりですね。どんなイベントになりそうですか?
春名 西日本を拠点に活動していらっしゃるアイドルさんをお呼びして、大みそかにお祭り騒ぎしようよっていうライブになっています。ありがたいことに、2年前のライブではいろんな方が出てくれはりまして。虹家族さん(ファンの総称)ももちろんなんですけど、それぞれのアイドルさんのファンの方も楽しんでもらえると思うし、他の新しいアイドルも発見できるライブだと思っています。

――すでに、TEAM SHACHIさん、大阪☆春夏秋冬さん、LinQさん、大阪女子流さんが第1弾の出演者として発表されていますね。
春名 関東地域の方も、その日限りで西日本のアイドルさんということになってくれるので、そこもすごく見どころですね。
 関西は、まだまだ関東に比べたらアイドルが少なかったりもするので、この『西日本アイドルフェスティバル』で関西のアイドルシーンを盛り上げていきたいです。(堀、キメ顔をする)。
春名 今、めっちゃ「キランッ」って感じでキメ顔してたな(笑)。

――最後に、個人の目標と、たこ虹としての目標を教えてください。
 私は歌う時に、真剣に歌いすぎて、まばたきをいっぱいしてしまうっていうクセを直したいです。周りからもよく言われていて、でもなんか謎の意地を張ってしまい、「いや、してませんけど」って、ずっと思ってたんですけど(笑)。ライブ映像を観たら、ほんまにめちゃめちゃまばたきしてたんですよ!だから、それを直したいです。5人としては、新曲『ももっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-』が、ほんまに今の時代にマッチしてる曲だと思うので、この曲を一人でも多くの方に聞いてもらって、人と会う機会を大切にしてもらうことが増えたらなと思います。
根岸 この曲は、メッセージ性も強いけど、めちゃくちゃ踊る曲でもあります。その中でも、個人的にはたくさんの方と一緒に“talk talk talk”をしたいです。そのために、自分がまず、楽しいっていう気持ちになって、その気持ちを相手に伝えられるような表現をできたらいいなって。たこやきレインボーとしては、細かい部分の振り付けも、キレイに揃えていける力を持ちたいなって思います。
清井 たこやきレインボーとしては、パフォーマンス力をもっと上げたいなって思っています。今までは、ライブ感、全力感を大事にしていたんですけど、曲の幅も広がって、年齢的にも、フレッシュさだけじゃなく大人っぽい一面とかも、どんどんパフォーマンスを通して見せていけたらいいなと。普段、アイドルに興味がないような人にも、刺さるようなグループになりたいなと思っています。個人の目標としては、今度、関西で舞台『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます~』に出させていただくんですけど、そこに来てくれたお客さんたちをたこやきレインボーのファンとして連れて帰れるようにしたいです(笑)。
 頼むで(笑)。
清井 演技も爪痕を残せるように頑張りたいと思います!
彩木 個人の目標としては、もっと音楽面でも活動していきたいなって思っています。ファンの方から、「もっと音楽活動してるさくちゃんを見たい」っていう声を頂いたり、期待してくださってる方もいるので、頑張りたいなって。グループとしては、楽曲やパフォーマンス、バラエティーとかのお仕事をとおして、たくさんの方の心に響くようなグループになれたらいいなと思います。
春名 たこやきレインボーとしては、音楽番組に出たいなって思っています。季節の節目に、歌の特番があるじゃないですか。まだまだ私達のことを深くは知らない方にも見ていただける機会やと思うので、そこでパフォーマンスできたらなって。私としては、今、VDC Magazineさんでコラム連載をさせていただいていて、それがすごく楽しいので、もっと文字を書くお仕事ができたらなって思っています。

――これからの活躍を楽しみにしています。ありがとうございました。
一同 ありがとうございました。

■たこやきレインボー INFORMATION
■RELEASE
5thシングル「もっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-」発売中

AVCD-94639/B ¥2,500(税込)
CD+Blu-ray

AVCD-94640 ¥1,300(税込)
CD

AVCD-94641 ¥1,000(税込)
CD

■LIVE
たこ虹秋のホールワンマン「なにわンダーランド2019」
【日程】2019年12月15日(日)開場16:30/開演17:30
【会場】中野サンプラザホール(東京)

たこやきレインボーpresents「西日本アイドルフェスティバル 2019」
【日程】2019年12月31日(火)開場12:30/開演13:00
【会場】Zepp Namba(大阪)

■OFFICIAL SITE
http://www.tacoyaki-rainbow.jp/index.html

■OFFICIAL TWITTER
@taco_staff

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