イメージカラーは“マリッジブルー”でショートカットがトレードマークの咲良菜緒は、他のバンドのライブにも積極的に出かけるほどの音楽好き。数々のライブを観て来たからこそ、自身のパフォーマンスに変化をもたらすことができた、と話す彼女に『チームしゃちほこ』結成当初のことや、ファンが『チームしゃちほこ』に求めるものについて語ってもらった。
[インタビュー後半は『VDC Magazine 005』に掲載]
アイドルのとしての意識が芽生えた瞬間やメンバーの存在など、チーム結成から現在までを語ってもらったインタビュー後半は、フリーマガジン『VDC Magazine 005』に掲載。「詳細はこちら」
◆結成当初のこと
――『チームしゃちほこ』をつくった最初の頃のことを教えてください。
咲良 ちゆ(伊藤千由李)以外は、ボーカルやダンスを習っていたとしても、お仕事にするということを前提にしていたわけでもないですし、私やほーちゃん(秋本帆華)は、ボーカルもダンスも全くやったことがなくて。文化祭や演劇会でちょっとステージに立つぐらいの経験しかなかったのに、急にアイドルグループをやることになって、最初は振付を覚える、ボーカルを覚える、ステージに立つというだけ。この3つをやるだけで、もう精いっぱいでした。
――本当にみんな、経験がなかったんですよね。
咲良 名古屋城ライブの前に、スターダストのオーディションがあって、ちゆがまだいないその時に、『チームしゃちほこ』が組まれて。“今日1回限り”ということだったので、ずっと下を向いて踊っていました。その映像がまだ残っているから、すごく嫌なんですけど。
アイドルをやろうとは全然思ってなくて、「1回だから、まあいいや」みたいな。そうしたら、続けてやることになって。その時はまだ中学生だったし、進路のこともあるので、ぶっちゃけ本気でやろうとか、お仕事にしようとか、そんなことは思ってなかったんです。とりあえず、みんな仲よしだし、やっとく?みたいな感じで(笑)。
――最初から仲よくなったんですね。
咲良 そうなんですよ。ハル(坂本遥奈)以外は同い年で、ハルも1個下というだけで。話も合いますし、地元も同じだし、仲よくなったからやろうみたいな感じで。最初は全然、アイドルという意識もないですし、お遊びみたいな、部活みたいな感覚だったので。ストレッチもまともにやってなかったですし、ストレッチの意味もわかってなかったんですよ。普通のアイドルさんは、練習をしてやっとステージに上がれるという流れだと思うんですけど、私たちはとりあえずステージに上げられたっていう流れで、順番が違いました。
――2014年の日本武道館ライブまでボイストレーニングをやっていなかったそうですね。
咲良 そう、全然やっていなくて。ストレッチは、怪我をするといけないから準備体操としてやってって言われて、ダンスの先生の真似をして、やっていたんですけど、ボイストレーニングは本当にやってなかった。今になって、勢いだけで武道館でライブできちゃうこの世界が怖いと思っちゃいました。すごく努力してもできない人もいるし、逆に、私たちみたいに、こんなに何もやらずに、ただノリだけで武道館ライブをやってしまう人もいるということが、わかって怖くなりました。
――でも、その武道館にたくさんのお客さんが来た。
咲良 だから、それは結局、技術とかももちろん大事なんですけど、私たちにはそれ以外に求められていることがあったのかなっていうのは思いますね。
◆ファンが『チームしゃちほこ』に求めるもの
――それは何だと思いますか?
咲良 やっぱり、武道館でやるって言ったら、ボーカルが上手い、ダンスができる、面白いとか、絶対どこかに特化しているわけじゃないですか。私たちには、そういう技術はなかったんですよ。だから、それが逆に面白かったのかなと思って。何だろう。勢い?何も考えてない感じっていうか、ただがむしゃらな感じがよかったのかなって。
――ファンの人からすると、最初に観たステージよりも、しばらくしてから観たステージのほうがよくなっていて、その次に観た時にはまたよくなっていて、と思ったのかもしれないですね。
咲良 ちょっとずつ成長している感じ?そういうことか。
――支えてあげたい感じというか。
咲良 なるほどね。だから来てくれたのかな。じゃ、最初はできなくてよかったのかも、逆に。何もできてなかったから。
――ファンの人たちと一緒に育っていっているイメージがあるのかもしれないですよね。
咲良 確かにそうかもしれない。応援の仕方が、他のアイドルさんと違うかもって思いますね。アイドルっていうと、キラキラしていて、ちょっと遠くて、憧れの存在みたいな。別世界の人みたいなイメージがあると思うんですけど、たぶん私たちはそうじゃなくて、本当に応援しなきゃっていう感覚だと思うんですよね。ファンの人に支えてもらっているって感じなので。一緒に頑張っているイメージはあるかも。
(後半に続く)
[インタビュー後半は『VDC Magazine 005』に掲載]
『アイドルのとしての意識が芽生えた瞬間』や『メンバーの存在』など、チーム結成から現在までを語ってもらったインタビュー後半は、フリーマガジン『VDC Magazine 005』に掲載。「詳細はこちら」
チームしゃちほこ プロフィール
愛知県出身の秋本帆華、咲良菜緒、大黒柚姫、坂本遥奈、伊藤千由李の5人のユニット。2012年4月名古屋城にて“路上デビュー”ライブを行い、2012年10月に『ザ・スターダストボウリング』で“名古屋メジャーデビュー”。2013年6月に『首都移転計画』で日本先行全国メジャーデビュー。2014年8月に1stアルバム『ひまつぶし』をリリース、初の日本武道館単独公演を成功させる。活動5年目に突入した2016年4月からの1年間を『VICTORY YEAR』として、幕張メッセ2DAYSを皮切りに『5年目5公演5万人』ライブを各地で開催、ファイナルでは、念願の地元愛知県のアリーナ、日本ガイシホールでの単独公演をソールドアウトで大成功させた。2ndアルバム『おわりとはじまり』を携えた『チームしゃちほこ SPRING TOUR 2017 おわりとはじまり〜#ナゴヤの大逆襲〜』で全国ツアー中。6月25日には愛知・大高緑地公園にて、初の『チームしゃちほこ』主催の無料野外アイドルフェス『SYACHI FES 2017』を開催する。
チームしゃちほこ INFORMATION
■LIVE
名古屋初、チームしゃちほこ主催無料野外フェスティバル!
『SYACHI FES 2017 powerd by FREEDOM NAGOYA』
2017年6月25日(日)開場 10:00 / 開演 11:00・11:30 ※STAGEによる
【会場】大高緑地公園(愛知)
【入場料】無料
【出演者】チームしゃちほこ / アイドル教室 / 新しい学校のリーダーズ / あゆみくりかまき / N-Twinkle TRIBE / 大阪☆春夏秋冬 / OS☆U / 煌めき☆アンフォレント / ときめき♡宣伝部 / dela / 名古屋CLEAR’S / ばってん少女隊 / ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)/ らじお女子 / わーすた
特設サイト:http://syachifes.jp/
『チームしゃちほこSPRING TOUR2017 おわりとはじまり〜#ナゴヤの大逆襲〜』
2017年6月18日(日)開場 16:00 / 開演 17:00【会場】Zepp Namba(大阪)
2017年7月1日(土)開場 16:00 / 開演 17:00【会場】新木場STUDIO COAST(東京)
2017年7月23日(日)開場 17:00 / 開演 18:00【会場】Zepp Nagoya(愛知)
特設サイト:http://syachilive.jp/
■OFFICIAL SITE
https://team-syachihoko.jp/