ロングインタビュー連載『的場華鈴の虹コン大布教大会』|第3回[Special Interview]
- WRITTEN BY 宇佐美友章・VDC編集部
結成5周年を迎えた“正統派”アイドルグループ『虹のコンキスタドール』。神奈川県民ホールでの初のバンド編成ライブ『RAINBOW JAM 2019』を大成功させ、12月29日(日)のZepp Tokyoから始まる東名阪ツアー『RAINBOW JAM2019 -WINTER-』へ向けて、今ノリに乗っている“虹コン”。一期生でリーダーの的場華鈴に4回に渡り、虹コンについてたっぷり聞いていく、その名も『的場華鈴の虹コン大布教大会』!3回目は、10月27日に開催した定期公演『ZeppTokyoへの道~中級編~』のことや、個々のメンバーのこと、今ハマっているOfficial髭男dismで得たもの、さらに年末に予定しているZeppTokyoでのライブについて聞いた。
虹のコンキスタドール・的場華鈴ロングインタビュー連載|第1回
ロングインタビュー連載『的場華鈴の虹コン大布教大会』|第2回
ロングインタビュー連載『的場華鈴の虹コン大布教大会』|第4回(最終回)
虹のコンキスタドール
自分たちが思う「かわいい!」や「好き!」を追い求めるインドア系・正統派アイドルグループ。通称“虹コン”。自称アイドル界イチ夏曲の多さを誇るも、実は直射日光が苦手な室内派……でも本当はやればできる子。虹コンなりのアツいライブでみんなの心を征服ちゅう!
――10月27日に開催した定期公演『ZeppTokyoへの道~中級編~』では、いろんな発表がありましたね。まずは……。
的場 虹コンが全農の『食の応援団」に就任いたしました!スポーツを頑張っている人たちを曲と共に応援するっていう企画です。虹コンって、髪染めるの禁止だったり、ネイル禁止だったり、ピアス禁止だったり、“正統派”って言ってるくらいなので、そこが全農さんのイメージにぴったりだって思ってもらえたのが、うれしかったですね。
――PR用に撮り下ろした写真では、かぼちゃと卵を手に持っていましたね。
的場 衣装着て食材を持って写真を撮るって、なかなか、ないじゃないですか!新しい感じがして楽しかったです。撮影では、好きな食べ物の候補を出して、その中でぴったりだと思うものを選びました。
――ポスターになって全国のJAに貼り出されたらいいですよね。
的場 はい!国民的みたいな感じになると嬉しいです。JAさんは、家の近くにもあるので。
――1月からは、TVアニメ『カードファイト!!ヴァンガード 新右衛門編』のエンディングテーマに起用されることも発表されました。
的場 アニメ好きのメンバーばっかりなので、結成当初から、「アニメのタイアップが欲しい」って言い続けてきたんです。いろいろ大人の方も頑張ってくださって発表できました。曲は、11月24日の定期ライブでお披露目するんですけど、振付にカードを持ってるポーズが出てきたりとか、ヴァンガード感があります。アニメの映像を表しているので、すごく複雑で今、みんなでめっちゃ頭を使いながら振り入れをやっているところです(笑)。虹コンらしさを残しつつ、エンディングテーマっぽい曲にできたらなって。それに、アニメのエンディングが決定した時に、もふく(福嶋麻衣子)さんが「今の虹コンなら、やっただけで終わらないグループだと思う」って言ってくださって。ここだけで終わりにしないように、曲をステージで魅せるという部分でも、しっかりしなきゃなって思います。アイドルを好きじゃなくても、ライブ以外で好きになる入り口がたくさんあったほうが、いいと思うので。今回発表したタイアップは、すごく大きいんじゃないかなって思ってます。
――まだ虹コンのことを知らない人にも届くといいですよね。
的場 そうですね。最近、冬スポのCMソングだったり、ラジオだったり、アイドルオタクじゃない人が見るような機会が増えてきたとともに、「初めてアイドル好きになりました!」とか、特典会で「初めて握手会に来たんですけど」って人が増えたんです。「きた!これ!波来たぞ!」って勝手に思ってます(笑)。
――『カードファイト!!ヴァンガード 新右衛門編』のエンディングの話は、いつ、どのタイミングで聞いたんですか?
的場 イベントとイベントの間にメンバーが集められて発表されました。「すごい発表があります」って聞いてたので、ドキドキしてはいたんですけど。
――メンバーのみなさんはどんな反応でしたか?
的場 みんなで拍手しました。「ついにきたね」みたいな。もちろんうれしい気持ちはあるんですけど、「やっとだ」っていう気持ちが大きくて。そこからみんな、気持ちが引き締まった感はありますね。
――『Snowing Love』のMVも公開しましたね。広瀬香美さんがTwitterで反応していたので、驚きました。「今度やるときは私に書かせてね」というコメントも。
的場 すごいですよね、あのツイート!スクショして、虹コンのメンバーがいるLINEグループに送ったら、みんな「ええええ!」って。大人がいちばん「あわわわ!」ってなってましたね(笑)。びっくりもしたんですけど、広瀬香美さんが虹コンの曲を耳にしたということがうれしくて。「広瀬香美さんが虹コンの曲を!」みたいなことをツイートしたら後日、本人からファボがきて。はあ、本人が見てる……!って。
――ちゃんと見られてますね(笑)。
的場 有名な方なので、そのツイートもたくさんリツイートされていて。そこからYouTubeを観て、いいと思ってコメントしてくださる方や、Twitterをフォローしてくださった方もいました。「広瀬香美さんのツイートからきました、いいグループですね」みたいな。さっき言ったように、いろんな人の目に触れる機会っていうのは大きいなと思っているので、その機会一つひとつを逃さずにいきたい気持ちはありつつ、いつもどこを見られるかわからないので気を抜けないなってあらためて思った所存でございます。
――虹コンは夏のイメージが強かったですが、冬にも話題があると、夏も冬も両方でさらに盛り上がれますね。
的場 そうですね。夏も2個か3個ぐらい大きな発表をしたりとかして、いろんな話題はつくれてきたかなって。虹コンっていう名前が、年中聞かれるように話題を途切れなくさせていきたいですね。
――では、定期公演『ZeppTokyoへの道~中級編~』の内容を振り返りましょう。
的場 今回、実は一切、夏の表題曲をやらなかったんです。『トライアングル・ドリーマー』もやってないし、いつも対バンとかでやっている盛り上がり曲、沸き曲みたいなのを1曲もやらずに、盛り上げることができたっていうのが、自分の中ですごく自信になりました。虹コンはやっぱり捨て曲がないと思ったのと、曲に頼らずとも楽しませることができるようになってきたのかなと。全曲知らないって人もいたんですが、「知らなかったけど楽しめた」って言ってくれました。
――11月24日に開催する『ZeppTokyoへの道~上級編~』では、もっとハードルが上がりそうですか?
的場 最近セットリストが確定したんですけど、上級編は、ちょっと知ってる曲を入れてみたりしようかなと。全農さん、アニメのエンディング曲、冬スポのタイアップで知ってくれた方が、きっといらっしゃると思うので、初見の方に刺さる曲をちらっと入れつつ、今いるファンの方も飽きないように工夫してメドレーにしてみたり。メドレーにすると曲数もいっぱいできるので、「最近やってないけど、いい曲あるんだよ」っていうことを伝えられたらなって思ってます。振付を思い出さなきゃですね。50曲くらいあると、忘れちゃうんですよね(笑)。
――一方で『虹コンワクワク大好きクイズ」は的場さん的には今、危機的状況?
的場 そうなんです。ジーニアスシックスと元気元気ハッピーっていう、2チームがあるじゃないですか。……あらためて名前がダサいな(笑)。私は元気元気ハッピーなんですけど、前回負けまして。次で勝ったとしてもサドンデス、勝たないとオリジナル曲を取られちゃうので……。
――絶対に勝たないとですね。
的場 でも、すごく平和だなって思ったのが、定期が始まる前に、「全部引き分けにして、1番こっちのチームで、2番こっちのチームで、最後全員で歌えばよくない?」みたいな話ををしていて。もう、戦いを放棄し始めているようなところもあって(笑)。
――たしかにそれだと平和ですね(笑)。
的場 でも、定期公演で曲を賭けた戦いができるというのも、すごいですよね。今まで、ワンマンライブレベルじゃないと、そういうことしてこなかったので。一個一個のイベントが濃くなってきたんだな、大きくなってきたんだなと思いますよね。頑張んなきゃいけない。
――このコーナーは、メンバーの意外な一面を垣間見ることができて、すごくいい時間だと思います。
的場 そうですね。1回目のこのインタビューで、「定期公演をどういうふうにしたい?」って聞かれて、「虹コンらしいアットホームな公演にできれば」みたいな話をしていたので。完全に進行をスタッフさんに任せることによって、みんなが楽屋ノリに近い姿を見せられる機会になってるかなって。そのコーナーだけは、自分でも不安になるくらいしゃべらないんですよ。だから、逆に楽しいですね。びっくりされました。「あんなしゃべらないの?」って。
――その分、他のメンバーが注目される時間も多くなりますね。
的場 そうですね。ワンマンライブの映像を観ると、MCで私がしゃべることが多いので、他のメンバーが抜かれることが少なかったりして。虹コンを初めて見た人とか、推しがいない状態で見ると、視点的に偏ってしまうこともあるのかなって思ったりするので、こうやって全員が注目される機会は今後もつくっていきたいですね。
――では、恒例のメンバー紹介をお願いします。今回は、山崎夏菜さんと、蛭田愛梨さんと、岡田彩夢さんについて。最初に山崎さんから。
■山崎夏菜
的場 チャンス(山崎夏菜)は、最近覚醒が見られてきたと思っているんです。プロデューサーのもふくさんと『Snowing Love』のミュージックビデオの撮影終わりに「なんかチャンスの表情が変わったよね」っていう話をして。今までのMVでは、ちょっと自信なさげだなって思ったりすることもあったんですけど、カメラに向かう視線が変わったなと。
――彼女の中で変化があったんですかね?
的場 少しずつ“自分”を持って活動できるようになってきたんじゃないかなって思います。最近、少人数のライブで、歌うパートを割り振るときに「ここを歌いたい」って言ったことがあって。それまで消極的だったってわけではないんですけど、自信を持って活動できているんだなと思ってます。年齢が下のメンバーたちがそうなっていくのは、底上げにもなりますね。
――ファンの方も、もう一度、MVを観て確認しないとですね。
的場 例えば、1番最初の『✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝』のMVと比べると、顔つきが変わったな、大人になったなと感じられると思います。
■蛭田愛梨
的場 いい意味で、子どもらしさが抜けないところが、すごくいいなと思ってます。高校生になって、見た目がすごく大人っぽくはなってきたんですよ。でも、しゃべってる感じとか特典会での対応が、昔とあんまり変わらなくって(笑)。大人になり始めた愛梨ちゃんと、中身は変わらない愛梨ちゃんが、今すごくいいバランスだと思います。ライブでは、萌ちゃんのパートをやることがあるんですけど、「こんな大事なパート歌えないよ」みたいなこと言いつつ、意外と堂々とやったりとか(笑)。中学1、2年で入ってきた子なので、子どもの成長を見守っているかのような、母心というか、ママ心というか、愛梨ちゃんを見てると、そんな感じになります。そのままでいてほしいなという気持ちはありつつも今後、もっと覚醒していくんじゃないかな。
――ステージとのギャップで、いろんな人をどんどんファンに引き込んで欲しいですね。
的場 引き込んでほしいですね。あかりん(中村朱里)とはまた、別種類のギャップというか。ちょっと話がそれちゃうんですけど、最近の虹コンのライブはフォーメーションとか歌割りに限らず、全員が自分のキャラを持ってできるようになってきたってよく言われるんですよ。12人が一人ひとり違う意味で輝いているというか。センターにいるからとかじゃなくって、自分らしさを持って輝けているところが今、上り調子になっている部分のエンジンになってるというか、それはすごくあると思いますね。
■岡田彩夢
的場 めっちゃ気迫のこもったパフォーマンスをぶっ続けでやる、虹コンの“新しい風”ですね。『心臓にメロディー』っていう曲ですごい目をするんですよ。そういうのを見たりして、だぁやめ(岡田彩夢)は今、すごく引っ張ってくれているなと。私とは年齢が全然違うように見られるんですけど唯一の同い年なので、話が合ったりするんです。見た目はふわふわしてるのに、普段はすごいオタクっぽい。例えば、LINEを1送ったとしたら、10で返ってくるんです(笑)。「これやばくない?」って一言送っただけで、こと細かに考察や妄想を含めて送ってくるんですよ。すごく器用だと思うし、一つひとつの事柄をめちゃくちゃ大事にしながら生きているので、すごいと思いますね。
――パフォーマンスの面でもいろいろ考えて引っ張ってくれている感じ?
的場 はい。身長がいちばん低いので、虹コンのバランスを考えて大きく見せるようにしているらしいです。歌も、めっちゃ練習してるんだろうなって思います。わかりやすく成長が見られると、やっぱり私も焦るというか。負けないように頑張んなきゃなって思いますね。ノコノコやってたら、置いていかれんなこれって。
――話は変わりますが、最近、的場さんがハマっていることを教えてください。
的場 Official髭男dism(以下、ヒゲダン)さんに超ハマってるんです。小学生の時から好きだったセカオワ(SEKAI NO OWARI)さんが私にとって第一の沼なので、今、第二の沼にハマり始めて。新しい沼を掘り返すのにハマってます。
――そういえば、フィロソフィーのダンスの佐藤まりあさんとヒゲダンデートをしていましたよね(笑)。
的場 そうなんです!あんぬちゃん(佐藤まりあ)が「(ヒゲダンを)語る人が欲しい」みたいなツイートしてたので、リプで、すっと手を挙げたんですよ。ヒゲダンさんが行っていたカレー屋さんがめっちゃおいしかったのでチャンスだと思って、「食べにいきませんか」って連絡をして。なんかナンパみたいだな(笑)。ちょうどアルバムがリリースされてすぐのタイミングだったので渋谷のカレー屋さんに向かう途中、街中がヒゲダンさんだらけだったんですよ。もう、それを見て二人でめっちゃ写真撮りまくる、みたいな。すごく楽しかったですね。
また、ちょっと虹コンの話に戻っちゃうんですけど。ただ好きという気持ちだけで見ていても、どうしても全部、虹コンにつなげてしまう自分がいます。例えば、ヒゲダンさんって、めちゃくちゃファンの人を大切にするエピソードがたくさんあるんです。そういうのを虹コンに重ね合わせて、「自分もこうできたらいいな」みたいな、学びを得ることばっかりで。そういう面では、アイドルじゃないところから情報を得るっていうことも、すごく大切なんだなって最近思います。結局は楽しいから見てるんですけど(笑)。私の生活の軸が虹コンなので。でも、新しい沼は純粋に楽しいですよ。久々にこの感覚を味わって、本当に楽しいです。毎日が楽しい!
――ヒゲダンさんも今年、大きく飛躍されましたもんね。
的場 見ていて希望を感じるというか。本当にオタトークになっちゃうんですけど、ヒゲダンさんは、今年の1月にやったNHKホールの公演がこれまでの最大キャパだったんですよ。なんですけど、そのNHKホールでツアー追加公演として武道館公演を発表して。で、またアリーナが決まってっていう。こんなきれいなのぼり方を見てると、ありえなくはない話なんだなって希望を感じますね。昔から変わらず、信念を貫き通しているバンドさんなので、やっぱり一つひとつが大事っていうのはこういうことをいうんだろうなって。すごく積み重ねをしてきているグループなので、勉強になりますね。
――それももちろん大切ですが、飛躍するグループの特徴に一つあるのは、やはり曲がいいというところもあると思うんです。
的場 そうですね。私、ひねくれているので、今きているグループさんを、あんまり聴かないんですよ。でも、自分たちがやっているラジオ番組で話題が出た時に、ちょっと聞いてみっか!っていう軽い気持ちで聞いてみたら秒でハマりましたね。『Pretender』、めっちゃいい曲じゃん何これ!と思って。その後、いろいろ聴いてみたら、これもこれも、全部いい曲じゃん!って(笑)。あの頃は夜中になってもずっと「やばい、これもやばい!」って言ってました。
――沼にハマっていますね(笑)。
的場 そこで気づいたのが、めちゃくちゃYouTubeのコンテンツが多いこと。MVもめっちゃ公開されてるし、それこそ起爆剤となったであろう、『Pretender』、去年メジャーデビューで話題になった『ノーダウト』の制作ドキュメンタリーが丸々1本上がってるんですよ。
――普通だったら、DVDの特典としてつけているメイキング映像ですね。
的場 はい。ライブ映像も丸々1曲上がってるし、ダイジェストもある。YouTubeの使い方が上手いというか、1回ハマったら、掘れるコンテンツが多いんです。そういう部分で、入り口が広いって大きいなって思いましたね。
――たしかに。1曲いいなと思って、それしかなかったらそこで止まっちゃう。
的場 そうなんですよね。『トライアングル・ドリーマー』を聴いた人が、それ以降どう掘り返してハマれるか、今後考えていかなきゃいけないなと思いましたね。
――例えば、自分たちでメイキング映像つくってアップしたり?
的場 『バスルームマジック』でメイキングを自作したことがあるんです。自分たちの携帯で撮って編集して作った映像を見て、ファンになった方も多かったんですよね。なので、今は特典としてつけちゃうけど、YouTube版みたいなのも作れたらいいのかなって思っています。編集の技術がないので、撮ってBGMつけただけみたいな簡単な感じなんですけど、カメラさんが入るよりもメンバーだからこそ距離が近いというか、ありえないアングルで撮ったりするじゃないですか。ああいうのが、ハマりかけてくれた人には刺さるのかな。
――メイキングとかが充実していると、いくらでも掘って観てしまいますね。
的場 ヒゲダンさんのYouTubeをあさるのに2日つぶしたんです。寝る前に観ていて、気付いたらすごい時間になってて(笑)。その時間が楽しいので。
――ファンの気持ちがわかるのは、いいことですよね。
的場 そうなんです。今まで、「推しの写真を見るだけで元気になる」って気持ちを理解できたことがなかったんですよ。自分があげた写真で「今日1日頑張れるわ」って言われたりすることに対して、正直「なんで?」と思っていて。でも今、ヒゲダンさんとかセカオワさんのMVが1本あがったら「うわ、これ1年頑張れる」と思ったりするんですよね。この曲で“暖”取れるわーみたいな。
――いいですね(笑)。
的場 ちょっと表現が独特すぎた(笑)。いや、まじで“暖”取れるんですよ!セカオワさんの『アースチャイルド』や、ヒゲダンさんの『異端なスター』っていう曲から自分の座右の銘が生まれたりとか、歌詞から学ぶことも多くて。そういう吸収の仕方ができるのも楽しいですね。
あと、セカオワさんやヒゲダンさんのファンの方のTwitterを見ることも、めっちゃ楽しいです。「はあ〜、そういう視点もあるんだ!」って勉強になります。それに、例えば、私のファンの方が私のイラストを描いてくれた時に、「私のここが好きなんだ」みたいなことに気付くようになりました。今までわからなかった、写真1枚見て元気になるっていう気持ちも理解できて、与えられる立場の気持ちを知ってから、自分もどういうふうに活動したらいいか、わかるようになりました。“ファンの人は的場のここが好きで推してくれてるんだ”とか、自分を客観的に見られるように。
――虹コンのファンの人は、ヒゲダンに感謝ですね!的場さん推しの人は特に(笑)。
的場 みんな、(ヒゲダンを)聴いてください!という気持ちです(笑)。早くアルバムを買ってください!最高なので。
――逆にヒゲダンのファンの人にも虹コンを知ってもらいたいですね。
的場 知ってもらいたい気持ちはありますね。今、レギュラーでやってるラジオ番組があるんですけど、ヒゲダンさんが曜日ちがいで同じ枠をやってるんですよ。作家さんとディレクターさんが同じというつながりもあって、だぁやめの『オタ活日記」っていうコーナーで、ヒゲダンさんを語らせていただいたんです。そしたらヒゲダンさんのファンの方が偶然、聴いてくれたみたいで、Twitterをフォローしてくださって。そのあと、しゃべりきれなかった分をブログに6000字くらい、もうそれ卒論じゃんって感じで載せたら、Twitterのリプで「気持ちがすごく伝わりました、本当に好きなんですね。お仕事一緒にできたらいいですね」って言ってくださって!あったけえ世界だと思って。なんて温かいんだって!
――温かい、素敵なエピソードですね。
的場 実はちょっと怖かったんですよ。「にわかが何を言ってるんだ!」みたいな。でも、そういう風潮じゃなかったのが、すごくうれしかったですね。虹コンの振付をしてくださってるYumiko先生に「活動の仕方によってファンの方の質も変わるから、絶対にファンの方を大事にしたほうがいいよ」って言ってもらったことがあってたので、改めてピンときたというか。いろいろつながるものを感じました。……無限にしゃべっちゃうな(笑)。
――話を戻しますが(笑)。的場さんの中で得ている虹コンの成長の実感があれば教えてください。
的場 パパの職場で、虹コンの話が出たことがあったんです。アイドルの話題になった時に、職場の方が「虹コンって知ってます?的場さんと同じ名字の子がいて、僕すごく好きなんですけど」って言われたことに対して、パパは「ちょっと知らないな」みたいな感じで隠していて(笑)。
――隠しているんですね(笑)。
的場 のちのち、ばれることになったらしいんですけど(笑)。最近、パパがめっちゃ虹コンにハマってるんですよ。家に帰ったら、いつもペンライトを持ってブルーレイを観てるんです。で、パパが本格的にハマり始めたので、職場で布教したら、みんなハマってくれたらしくて。ハマってくれた方は、「常に全力なのがいい」って。後先考えずに全力を出し切っている感じが、見応えあるし、頑張ってるところを見ると奮い立たされるって言ってくださったそうなんです。自分たちは、それが当たり前だと思ってやってきているので、あまりその部分について考えたことはなかったんですけど、アイドルってそこだなと思いました。もちろん、見た目がすごくきれいで洗練されていて、可愛くて、ふわっと髪をなびかせてる、みたいなところも、一つのアイドルの形としていいと思うんです。でも、虹コンってそうじゃない。みんな何も考えず、常に全力でぐちゃぐちゃな状態でやってるじゃないですか。そういう姿を見て、生きる糧にしてくれているのかなと思って。そこに、魅力を感じてくれる人がすごく増えてるっていうのがいい流れだなと思っています。
――そんな中、12月29日のZeppTokyo公演へ向けての意気込みも生まれていると思います。まだチケットを買っていない方へ向けて、見どころをお願いします。
的場 Zeppのセットリストを今、提案させてもらっています。5周年に感謝っていう意味と、虹コンの今までの積み重ね、今の勢いを見せたいですね。いろいろ露出する機会が増えている中で、虹コンの一番の強みを前面に出せるライブにしないと意味がないと思っています。常に全力の、ザ・虹コンを、Zeppでお見せできるんじゃないかなと。バンドセットのライブになるので、バンドメンバーさんには大変な曲ばかりで本当にごめんなさい!っていう気持ちでセットリストを組んだくらいで、終わった後、私たちは本当に死ぬのではないかと思うくらい、みんな倒れてるんじゃないかな(笑)。
――ファンの方はもちろん、ファンの方のお友達も“虹コン沼”に引きずり込みたいですね。
的場 絶対来るべきだと思います。強気発言になってしまうんですけど、虹コン好きにならない人間はいない気がするんですよ(笑)。虹コンって今はまだ、チケットがいつでも取れる状態なんですけど、私が好きなヒゲダンさんは、チケットがすぐにソールドアウトしてなかなか取れないんです。そうやって、気軽に観れなくなる日が、いつか来るとするのならば、今のうちに私たちがここは絶対に来てほしいって言っているライブは観ておくべきです(笑)。それに、語れる相手がいるのは超楽しいと思うので、皆さん、お友達も呼んでほしいですね。
――虹コンの今後の成長も楽しみです。
的場 アイドルってボーカルもダンスも攻めていて、並行して俳優さんとか女優さんをやっている方もいるし、さらにバラエティー番組にも出演したり、マルチじゃないですか。虹コンも今後、もっといろんなジャンルの曲をやれるようになって、メンバーそれぞれがいろんな武器をたくさん持ち始めたら、もっと活躍できるし、人気になるんじゃないかなって思ってるので、「みんな、はよ虹コンを好きなれ!」って、気持ちです。
虹のコンキスタドール・的場華鈴ロングインタビュー連載|第1回
ロングインタビュー連載『的場華鈴の虹コン大布教大会』|第2回
ロングインタビュー連載『的場華鈴の虹コン大布教大会』|第4回(最終回))
虹のコンキスタドール INFORMATION
■RELEASE
全曲タイアップ付きニューシングル3タイトル同時リリース。
2020年1月22日(水)発売!
『響け!ファンファーレ』KIZM-643~4 ¥1,091(税抜)
『ぼくらのターン』KIZM-645~6 ¥1,091(税抜)
『Snowing Love』KIZM-647~8 ¥1,091(税抜)
■LIVE
東名阪ツアー『RAINBOW JAM2019 -WINTER-』
2019年12月29日(日)【会場】Zepp Tokyo(東京)
2020年1月3日(金)【会場】umeda TRAD(大阪)
2020年1月5日(日)【会場】名古屋ダイアモンドホール(愛知)
■OFFICIAL SITE
https://2zicon.tokyo/
■OFFICIAL TWITTER
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■的場華鈴TWITTER
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